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だるくて動けない。慢性疲労症候群のつらさ

松戸駅・松戸市「整体院 紫苑」院長 松岡

こんにちは、院長の松岡です。

この記事を読んでくれているのは、原因不明の痛みや不調でお悩みの方だと思います。

「この慢性的な疲労がなかったら、もっと明るく家族と話せるのに…」
「このだるさがなかったら、もっと長い時間楽しく働けるのに…」
「この体の倦怠感がなかったら、本当にくやしい…」

ご安心下さい、大丈夫です。私自身13年の不調が改善したように、あなたの不調はきっと良くなります。

1. 謎の不調で寝たきりの方が大勢います

私は17歳のある日から13年間に渡り、毎日頭痛、全身疲労、極度の眠気、だるさに苦しんでいました。それが整体との出会いによって、今では体の不調がウソのようになくなり、明るく楽しく毎日を送れるようになりました。
現在は整体師として活動し、私と同じように悩んでいる方の手助けをしています。

この記事は、何をやっても改善しない繰り返す不調に悩んでいる方に向けて書いています。今回は、慢性疲労症候群についてです。

・日常生活に支障が出る全身の倦怠感
・いつも疲れが取れない
・ひどい頭痛

「不調の原因がわからない」「もうこの痛みとずっと付き合わなくてはいけないのでは…」と悩んでいる方や、「不調を改善してもっと人生を楽しみたい」と思っている方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

今回は、謎の不調で悩んでいる方に関するデータを厚労省から引っ張ってきました。

厚生労働省がまとめたデータが下記になります。
「慢性疲労症候群患者の日常生活困難度調査結果」報告概要
 慢性疲労症候群患者の日常生活困難度調査事業


まず、慢性疲労症候群の定義ですが、以下となります。

慢性疲労症候群(「筋痛症性脳脊髄炎」とも呼ばれる) ※は、日常生活が著しく損なわれるほどの強い全身倦怠感、微熱、リンパ節腫脹、頭痛、筋力低下、睡眠障害、思考力・集中力 低下などを主訴とし、休養しても回復せず、6 か月以上の長期にわたって症状が続くといわれている。

一般的な血液検査、尿検査、画像検査では特徴的な所見を同定できず、原因・病態は明らかにされていない。

診断は、慢性臓器不全、慢性感染症、慢性炎症性疾患、主な神経性及び代謝・内分泌疾患、双極性障害・統合失調症・精神病性うつ病などの器質的疾患・ 病態を除外した上で、注意深く行う。

引用:慢性疲労症候群患者の日常生活困難度調査事業 2ページ目より


まとめると、日常生活が普通に送れないレベルの症状があるが、原因がわからない状態のことを、慢慢性疲労症候群としています。

そして、その重症度の指標としてPS値を設定し(1~9※9が一番重症)日常生活の状態について、どのような様子であるか調査しています。

PS値9は、「身の回りのことはできず、常に介助が要り、終日就床を必要としている。」となっており、この疾患における患者の25%は寝たきりもしくはそれに近い重症患者とのことです。

平均のPS値は、6.0で、「調子のよい日は軽作業可能であるが、週のうち50%以上は自宅にて休息している。 」となっています。

軽症群(PS 値 5 以下)は 31.5%いて、例えばPS値3は、「全身倦怠の為、月に数日は社会生活や労働ができず、自宅にて休息が必要である。」とありますので、このレベルであれば、かなり無理しながら働く方が沢山いるような気がします。


今回の調査では、医師に慢性疲労症候群と診断されている方が対象の為、とくに重症の方が多いのかもしれません。

また、罹病機関(病気に掛かっている機関は)0~24年となっており、20年以上、原因不明の症状に苦しんでいる方がいる事がわかります。

おそらく、診断を受けていない方を含めれば、さらに長年、原因不明の症状に苦しんでいる方がいるのではないでしょうか。そして、もう一つ気になるのが、発症時期です。


2005 年降の発症とする申告が多かった。 2006 年以降の発症で累積%がほぼ半数を占め、 2000 年以降でほぼ 4 分の 3 を占めた(図 4)。 本疾患の本邦における初めての診断は 1990 年とされており、1995 年に厚生労働省の診断 基準が作成され、2007 年には診断指針も出された。

厚生労働省、患者の会および本疾患を よく知り、診療してきた医療機関・医師のたゆまない努力と活動によって、本疾患の関心や 認知が最近約 10 年で広がりつつあることを示すものと考える。

引用:慢性疲労症候群患者の日常生活困難度調査事業 10ページ目より


つまり、発症時期が近年に集中している理由は、以前はそもそも慢性疲労症候群という疾患に関する認知がされておらず、原因不明のつらい症状に苦しんでいる人はいたものの、認知されていなかったと思われます。

そして、6カ月以上続く、具体的なつらい症状は下記となります。

本調査の時点で、6 か月以上続いている辛い症状として 70%以上の患者が該当したものは、 「肉体的精神的疲労」、 「回復しない疲労の悪化傾向」、 「疲労回復しない睡眠障害」、 「集中力 低下」、 「一時的に動けないほどの疲労」、 「体温調節障害」、 「リンパ節の痛みであった

引用:慢性疲労症候群患者の日常生活困難度調査事業 14ページ目より

これらの症状は、程度の差はあれ、経験した方は多いのではないでしょうか。


また、患者が自覚する症状を悪化させる要因として、

無理をせざるをえない状況」、「気圧または 季節の変化」、 「ストレスが多かった(図 8)。また、 「無理をせざるをえない状況」につい ては 7 割の患者が悪化要因として指摘していた。

引用:慢性疲労症候群患者の日常生活困難度調査事業 15ページ目より

とあります。


また、「一番お困りのこと」について

患者が一番困っていることを回答してもらったところ、以下のように項目が挙げられた (症状が耐え難い 176 名、専門医がいない 129 名、社会的孤立 121 名、経済的困難 119名、周囲の無理解 118 名)(重複あり)。

引用:慢性疲労症候群患者の日常生活困難度調査事業 38,39ページ目より

となっています。


2. まとめ

以上、ポイントを引用致しましたが、報告書には図解も乗っており、わかりやすくなってますので、ぜひ一気になる方はご参照されることをお勧め致します。

私としては、全てではありませんが、こういった事例の中にも血行不良で慢性疲労症候群と呼ばれるような症状が出ている方も大勢いると思ってます。

もちろん、残念ながら、全ての不調の原因はまだ特定できず、治らないものがあることも事実です。

しかし、このデータにより、下記のようなことに注意する必要があることがわかりました。

・絶対に無理をしてはいけない
・ストレスを甘く見てはいけない

僕自身、13年間不調と闘ってきましたので、そのつらさがわかります。もっと色々とやりたいことがあるのに、不調の為に全てを諦めなければいけない…。これほど悔しいことはないと思います。

今回、このようなデータを調べるにあたり、千葉県松戸市の整体師として、僕なりに出来る事を模索していきたいと改めて感じました。

このコラムを読んでくれている方ならわかると思いますが、何事も「健康ありき」です。

不調になる方は、いつも頑張ってしまう方が多いです。もっと、自分自身も大切にして下さいね。


掲載日:2019年10月08日